せどりやメルカリ販売などで資金がショートしてしまう理由と対策

 

せどりやメルカリなどで販売をしていて、資金がショートしてしまうというのは珍しいことではありません。

Amazon転売であれば、モノレートで売れ方や利益が出ることを確認して仕入れをしているのに、「気が付いたら銀行口座にお金が残っていない…」なんてことはよくある話です。

 

ではなぜ、売れるはずの商品を仕入れて販売(出品)しているのに、資金がショートしてしまうのでしょうか。

その理由と対策について考察してみたいと思います。

 

資金がショートしてしまう一番の理由

資金がショートしてしまう、つまり、クレジットカードなどの支払いによって銀行口座にお金が残らないのには、大きく2つの理由があります。

①保有資金以上の仕入れをしてしまっている

②そもそも売れる商品を仕入れられていない

大抵、このどちらかが原因です。

 

このネット物販業界では、「初月から月収100万円!」、「一度の仕入れで20万円使いました!見込み利益は10万円!」なんてセリフが飛び交っています。

確かに聞こえはいいですよね。自分も初月から100万円稼げるのではないか、大量仕入れをしてみたい、と妄想を膨らませてみたことは誰にでもあるはずです。

 

ですが、これらは資金があっての話。

月収100万円を達成しようと思ったら、それこそ200万円から300万円以上の仕入資金が必要になってきます。

そんな資金力がある人なんて、あまり多くはいませんよね。

 

では、もう少し掘り下げて考えてみましょう。

 

①保有資金以上の仕入れをしてしまっている

仮に、口座の残高が20万円だったとしましょう。

クレジットカードの枠は50万円。

普通なら、残高の20万円以内に仕入れを抑えるべきなのですが、頑張って30万円分仕入れてしまった。

 

仕入れた商品が全てクレジットカードの引き落とし日までに売れて、しかも入金があれば問題ないのですが、そんなに簡単に全てが売れるとは限りません。

そうなってくると、20万円の残高しかないのに、30万円の引き落としが実行されるわけです。

 

もちろん、仕入れた商品の何割かは売れて、売上金が入金されているはずなので、30万円近くには残高も増えているでしょうが、それでもギリギリになってしまいます。

しかも、転売系の塾などに入っていたり、ツールの利用料があったり。つまり経費も引かれていくので、圧倒的に資金が足りなくなってくるのです。

 

②そもそも売れる商品を仕入れられていない

ここでいう売れる商品というのは、出品から販売までの期間が短い、つまり回転率の良い商品のことです。

 

よくやってしまいがちなのですが、店舗やヤフオクなどで仕入れを行う際、例えば仕入値5,000円で売値が10,000円の商品を見つけて、販売予想期間を考慮せずに喜々として仕入れてしまうことってないですか?

私はよくありました。笑

利益が出る商品を見つけたことでテンションが上がり、販売予想期間を甘く見積もってしまうのです。

「2ヶ月以内には売れるだろう」とか、「売れたら利益も大きいし、在庫として持っていてもいいだろう」なんて考えてしまうんですよね…。

 

ですが、そういう甘い販売予測を立ててしまった商品って、結構売れるまでに時間がかかってしまうものです。

2ヶ月と予想していた商品が、結局4か月経ってようやく売れたとか、ずっと売れずに価格を大幅に下げざるを得なかったとか、そういうことです。

 

資金がショートしないための対策(考え方)

先述の初月から月収100万円の話ではないですが、物販は、まずは自分の使える金額内で仕入れを行い、少しずつ資金を増やしていくのが鉄則です。

 

特に資金の少ない人は、仕入れる商品を厳選していく必要があります。

利益は500円だけど、1週間以内に確実に売れてくれる商品と、

利益が5,000円あるけど、3カ月に1個しか売れない商品なら、迷わず前者を選ぶべきです。

 

利益額や利益率ではなく、とにかく回転率の良い商品を最優先で仕入れる

早く100万円の利益を獲得したい気持ちはわかりますが、まずは自己資金を確実に増やしていくことを考えましょう。

 

仕入れから販売までの期間は、1ヶ月が目安です。

せどりであれば、モノレートで売れ方の波形をしっかり読み取り、ライバルが何人いて、いくらで売れば何日程度で売れてくれるのか、ということを仕入れ前に把握しておきましょう。

もちろん、新品が売れても中古が売れても波形は同じように変化するので、そこもちゃんと把握する必要があります。

 

仕入れ商品の取捨選択も必要

リサーチをしていて、いくつか仕入れたい商品が出てきたとしましょう。

全ての商品が利益が取れるすると、1つ残らず仕入れてしまいたくなりますよね。

 

ですが、資金の乏しい人は、自分の資金を考えて、1ヶ月以内に確実に売れる商品だけを仕入れるようにしてください。

つまり、回転率の悪い(1ヶ月以内に売れない)商品は、仕入れずスルーするということです。

 

また、自分の資金以上の仕入れはしないということです。固定経費も考えて、資金30万円、経費10万円なら、20万円以下に仕入れを抑えるようにしましょう。

 

重要なのは、利益額でも利益率でもありません。

回転率なのです。

とにかく数を売って、確実に資金を増やしていくのが最優先なのです。

 

月収100万円には時間がかかるかもしれません。

リサーチや仕入れ、発送作業に疲れてしまうかもしれません。

ただ、それは仕方のないことなのです。

他の多くの出品者は、回転率を重視していないのでお金が残らないのですから。

 

3ヶ月に1個売れるような利益額の高い商品を仕入れるのは、資金が貯まってから仕入れましょう。

これらを徹底することで、資金がショートしてしまう事態は防ぐことができます。

自転車操業にならないためにも、冷静に財務状況を把握しておきましょう。